プレスリリース

女川原子力発電所2号機における安全対策工事完了目標時期の見直しについて

2018年 4月26日

 当社は、女川原子力発電所2号機について、新規制基準適合性審査に対応するとともに、同基準や最新の知見を踏まえた安全対策に取り組むことで、2018年度後半の工事完了を目指してまいりました。

 

 新規制基準適合性審査については、これまでに、基準地震動や基準津波で「概ね妥当な検討がなされている」との評価をいただくなど、審査は着実に進捗しております。
 一方、プラント設備に関する審査については、2017年10月以降、審査が本格化してきておりますが、審査終了には、今後も一定の期間を要するものと考えております。
 また、審査と並行して鋭意取り組んでいる安全対策工事については、審査の過程で得られた知見・評価などを適宜反映しながら、設計や工事を進めていくことが必要な状況にあります。

 

 こうしたことから、女川2号機の安全対策全体の工事工程をあらためて評価した結果、2020年度の工事完了を目指して工事を進めていくことといたしました。

 

 当社としては、今後とも、新規制基準への適合性にとどまらず、原子力発電所のさらなる安全レベルの向上に向けた取り組みを着実に進めていくとともに、地域の皆さまからのご理解を得ながら、準備が整った段階での再稼働を目指してまいります。

 

 

以上

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