プレスリリース

女川原子力発電所3号機における中央制御室換気空調系ダクトの点検調査結果について

平成29年12月19日

 当社は、平成29年1月18日、原子力規制庁より、原子力発電所の中央制御室換気空調系ダクトの点検調査を行い、調査結果を報告するよう指示を受けました。

 

 本指示に基づき、当社は、平成29年9月4日から12月5日まで、女川原子力発電所3号機の中央制御室換気空調系の全てのダクト(建屋貫通部等の目視不可の範囲は除く)について、目視にて外観点検を実施しました。

 

 点検の結果、中央制御室換気空調系ダクトのうち、外気を取り入れるダクトの表面の一部に腐食が確認されたものの、腐食による穴は開いていないこと、ならびに漏えい検査の結果に異常がなかったことから、中央制御室換気空調系ダクトの機能・性能に影響を及ぼすような異常がないことを確認し、本日、原子力規制庁に報告しました。

 

 なお、女川原子力発電所1、2号機および東通原子力発電所1号機の中央制御室換気空調系ダクトの点検結果については、原子力規制庁に報告済みであり、今回の女川原子力発電所3号機の報告をもって、本指示に基づく点検調査は終了となります。

 

<当社原子力発電所における点検結果>
 

 

※中央制御室換気空調系ダクト等の点検調査について(口頭指示)(平成29年1月18日付)
 中国電力株式会社島根原子力発電所2号機で中央制御室内の給排気を調整する換気空調系のダクトに腐食が確認された事象(平成28年12月8日)を受け、原子力規制庁より廃止措置中のプラントを除く全ての原子力発電所について、中央制御室換気空調系ダクトの点検調査を行い、その結果を報告するよう求められたもの。

以上

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