プレスリリース

東通原子力発電所 敷地内断層(m−a断層等)に関する追加調査の実施について

平成29年 5月17日

当社は、東通原子力発電所の敷地内断層であるm−a断層等について、新規制基準適合性審査での説明性向上を図るため、トレンチ掘削等の追加調査を行うことといたしました。
 
  東通原子力発電所の敷地内断層については、現在、原子力規制委員会による新規制基準適合性に係る審査会合において、審査が進められております。

 3月17日に開催された審査会合では、耐震重要施設直下のf−1断層、f−2断層、m−a断層の活動性評価等について審査が行われ、f−2断層については「将来活動する可能性のある断層等」に該当しないことの確認がなされたものの、m−a断層とf−1断層については、さらなる説明を求めるコメントを受けております。

 

 当社は、審査会合で受けたコメントへの対応について既存のデータを再整理しながら検討を進めた結果、説明性の向上を図るため、データのさらなる拡充が必要と判断し、追加の調査を実施することといたしました。

 

 具体的には、m−a断層について、新たなトレンチを掘削し、断層の上部にある地層との関係を確認するとともに、断層の性状の観察・分析を行います。
 また、f−1断層についても、既存トレンチ(Tr−34)の一部において、追加的な掘削を実施し観察を行います。

なお、調査期間は平成29年5月18日から3カ月程度を予定しており、調査結果については今後の審査会合で説明していくこととしております。

 

以上

 

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