プレスリリース

女川原子力発電所2号機定期安全レビュー(第2回)の実施結果について

平成29年 1月25日

 当社は、女川原子力発電所2号機の第2回定期安全レビューを実施いたしました。

 

 定期安全レビューは、「実用発電用原子炉の設置、運転等に関する規則」および「原子炉施設保安規定」に基づく保安活動の一環として、原子炉設置者が10年を超えない期間ごとに、原子力発電所の安全性・信頼性を総合的に評価するものです。
 今回の定期安全レビューの概要は以下のとおりです。

 

 【評価対象期間】
平成17年4月1日〜平成27年3月31日
(参考)第1回:営業運転開始(平成7年7月)〜平成17年3月31日

 

【評価項目】
1. 原子炉施設における保安活動の実施状況の評価
2. 保安活動への最新の技術的知見の反映状況の評価
3. 確率論的安全評価(原子力発電所で発生する可能性がある異常事象を想定し、その後の事象進展の確率を設備構成や故障率などを基に推定、評価するもの。)

 

【総括】
保安活動を継続的に改善する仕組みが機能しており、安全性・信頼性の維持向上が適切に図られていることを確認しました。
なお、今回の評価対象期間後の平成27年9月以降にヒューマンエラー事象が繰り返し発生したことを踏まえ、今後、包括的な対策を着実に実施するとともに、風化防止の観点から継続的な改善を図り、女川原子力発電所の安全に万全を期してまいります。これらヒューマンエラーの低減に対する活動を含めた保安活動の実施状況については、次回の定期安全レビューで評価することとしております。

 

 今回の定期安全レビューの実施結果の要旨は、別紙のとおりです。

 

以上

 

 

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