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女川原子力発電所2号機における地震後の設備健全性確認点検の記録に関する再確認結果について平成27年 2月 4日 [これまでの経緯]
[点検記録の再確認結果]
当社は、原子力品質保証活動のもと継続的な改善による業務品質の向上に取り組む中で、点検記録の不備を多数発生させたことを重く受け止め、深く反省しております。
[原因と対策]
しかしながら、本点検の実施にあたり、これらの特徴を踏まえた事前検討が不足していたため、以下のような直接的な原因により、今回の事案が発生したものと考えております。
このため、これらの原因分析を踏まえ、すでに記録の様式改訂やルールの明確化などの対策を講じております。
さらに、こうした対策にとどまらず、引き続き、原子力品質保証活動のさらなる質的向上を目指し、組織的な背景要因も含めた詳細な原因分析を進め、再発防止に向けた実効的な仕組みづくりの検討を行ってまいります。また、女川1、3号機の点検記録の再確認も進めてまいります。
なお、女川原子力発電所においては、地震後の設備健全性確認点検や定期的な巡視・点検等を通じて、設備の安全性が確保されていることを、継続的に確認しております。
※ 地震後の設備健全性確認点検とは、東北地方太平洋沖地震が発電所に与えた影 響について、原子炉施設保安規定に基づき、設備や機器の健全性の確認方法や 時期等を定めた「特別な保全計画」を策定し、平成23年8月から実施してい るものです。
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