プレスリリース

下北半島太平洋側海域の地質構造調査における陸奥湾側調査の追加実施について

平成25年 5月13日

日 本 原 燃 株 式 会 社

東 北 電 力 株 式 会 社

リサイクル燃料貯蔵株式会社

東 京 電 力 株 式 会 社

 

 日本原燃株式会社、東北電力株式会社およびリサイクル燃料貯蔵株式会社は、下北半島の太平洋側に位置する大陸棚外縁の断層について、この地形を形成した地下深部の地質構造の把握を目的に、平成24年11月23日より、3社共同で海上音波探査を主体とした下北半島太平洋側海域の地質構造調査を実施しております。

 このうち、下北半島東部を横断する音波探査を平成25年5月中旬より実施することとしております。(平成24年11月22日お知らせ済み)

 

 このたび、大陸棚外縁の地形を形成した地下深部の地質構造を把握するためには、太平洋側海域から陸奥湾を含めたより広範囲のデータを取得していくことが原子力施設の安全性に関する説明性のさらなる向上につながるものと判断し、平成25年5月14日より、陸奥湾側における海上音波探査を実施することといたしました。

 

 また、これら下北半島東部の地質構造調査は、有識者から構成される第三者委員会を設け、客観的な立場から幅広くご指導・ご助言をいただきながら評価を実施していくこととしております。

 

 なお、これらの取り組みについては、東京電力株式会社を加えた4社で調査に関する協議が整ったことから、今後4社共同で取り組んでまいります。

 

以 上

 

※大陸棚外縁の断層については、耐震設計審査指針に基づき、日本原燃株式会社が実施した耐震安全性評価(バックチェック)において、平成22年12月9日に原子力安全委員会より、「耐震設計上考慮する活断層ではないとする判断に問題はない」との見解が示されております。

 

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