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女川原子力発電所における防潮堤かさ上げ工事の開始について平成25年 5月29日 当社は、平成23年東北地方太平洋沖地震に関わる知見や、平成25年7月の施行に向けた「新規制基準」に関する議論の動向を踏まえながら、津波評価の検討を進めております。 女川原子力発電所の津波評価について、極めて厳しい条件での評価として、発電所前面の防潮堤に到達する津波の最大遡上水位を、O.P.※1約+23mと評価し、より安全性を高め、地域の皆さまにご安心いただく観点から、自主的な対策として、現在の防潮堤※2(高さ約3m、O.P.約+17m)をかさ上げし、防潮堤高さを約15m(O.P.約+29m)にする工事を実施することといたしました。
今般、工事開始に向けた準備が整ったことから、本日、防潮堤かさ上げ工事を開始いたしました。 なお、防潮堤かさ上げ工事の完了時期は、平成28年3月を予定しております。
当社では、今後も引き続き新たな知見の収集に努めるとともに、適切な対策を実施することによって、発電所のさらなる安全性の向上に取り組んでまいります。
防潮堤かさ上げ工事の概要については、別紙のとおりです。
以 上
※1 O.P.とは、女川の工事用基準面のことで、O.P.±0.0mは東京湾平均海面(T. P.)−0.74mに相当。 ※2 平成23年12月1日工事開始、平成24年4月26日工事完了。
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