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世界原子力発電事業者協会(WANO)原子力功労者賞の受賞について平成25年 5月22日 当社は、昨日(5月21日)、世界原子力発電事業者協会(WANO※1)原子力功労者賞を受賞しました。
同賞は、原子力発電所の安全な運営に卓越して貢献した人物を対象に厳正な選考を経て授与される賞で、2002年の創設以来、日本人が受賞するのは2例目となります。
今回の受賞は、東日本大震災時における女川原子力発電所の以下の取り組みが評価され、当時女川原子力発電所長であった渡部孝男(現:取締役原子力部長)が代表として受賞したものです。
【受賞理由】 ・女川原子力発電所が日頃から緊急時の対応をはじめとした事前準備に備えてきたこと ・過去に例をみない巨大地震と津波にもかかわらず、女川原子力発電所の3基全てを 安全に冷温停止に導いたこと ・震災で被災した地域住民を受入れ、地域とともに困難を乗り越えたこと
今回の受賞は、当社のこれまでの取り組みが評価されたものと受け止めており、当社としては、今後とも原子力発電所のより一層の安全性の向上に努めていくとともに、地域社会の一員として、地域の皆さまとともに、復興に向けて尽力してまいります。
なお、表彰式は、5月20日から21日にかけてモスクワで開催された世界原子力発電事業者協会(WANO)隔年総会※2の中で行われております。
以 上
※1 世界原子力発電事業者協会(WANO) 1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所の事故を契機に、原子力発電 事業者が相互に情報交換や技術支援を行うことにより、原子力発電所の安全 性や信頼性を最大限に高めることを目的として、1989年に設立された国際的 な民間組織である。当社は、WANO設立以来、会員としてWANO活動に参加し、 原子力発電所の安全性に係る国際レベルでのボトムアップに参加・協力している。
※2 世界原子力発電事業者協会(WANO)隔年総会 WANO各会員の経営層および原子力業界関係者が2年に1度一堂に会し、WANOの 活動方針および原子力発電全般について幅広い意見交換を行う会議。
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