プレスリリース

原子力規制委員会「東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」における第5回評価会合に対する当社コメントについて

平成25年 5月 9日

 本日、原子力規制委員会の「東通原子力発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」の第5回評価会合が開催され、「東通原子力発電所の敷地内破砕帯の評価について(案)」に記載されている敷地内断層の活動性や第四系変状の連続性等の論点について、有識者間で様々な議論がなされました。

 

 当社は、これまで蓄積した膨大な地質調査データに基づき断層破砕部の性状や地下深部の構造等を含めた多面的、総合的な検討を実施し、敷地内断層は耐震設計上考慮すべき活断層ではないことを確認しており、さらに、3名の学識経験者から、技術的かつ客観的な立場で、当社の意見を支持する見解書をいただいております。

 

 これらの科学的知見に基づき、次回評価会合の場で、本日の会合で議論された論点について、当社の見解をしっかりと説明させていただきたいと考えております。

 

 また、当社は、敷地内断層について、有識者からのご意見を踏まえ、地質調査や文献調査等を実施しているところであり、予断を持つことなく、あらためて活動性の有無に関する評価・確認を実施することとしております。

 

 原子力規制委員会におかれましては、地質調査で得られる新たなデータや知見を確認いただくとともに、これまでの審査に携わった学識経験者の意見も聞くなど、科学的データに基づいた幅広い議論を行っていただきたいと考えております。

 

以 上

 

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