プレスリリース

東通原子力発電所における防潮堤の工事開始について

平成24年 3月16日

当社は、平成23年3月30日、経済産業大臣より指示文書「平成23年福島第一・第二原子力発電所事故を踏まえた他の発電所の緊急安全対策の実施について」を受領いたしました。          

(平成23年3月30日お知らせ済み)

 

この指示文書に基づき、平成23年4月28日、東通原子力発電所における緊急安全対策および実施状況について経済産業大臣へ報告しており、この中で更なる安全性の確保に向けた対策として、防潮堤の設置を計画しております。

(平成23年4月28日お知らせ済み)

 

当社は、これまで、東通原子力発電所における防潮堤の構造などの検討を行ってまいりましたが、本日、防潮堤の工事を開始いたしました。

防潮堤の高さは約2m(T.P.※ 約+15m)、長さは約2km、完成時期は平成24年12月を予定しております。

防潮堤の概要は別紙のとおりです。

 

なお、当社では、防潮堤に加えて防潮壁も設置することとしております。

このほか、建屋扉や建屋貫通部の浸水対策なども進めており、津波に対する安全性の向上を図ってきております。

今後とも東北地方太平洋沖地震等に関する知見を収集・分析し、より一層の安全性・信頼性の確保に向けた諸対策を実施してまいります。

 

以 上

 

 

※  T.P.:東京湾平均海面を基準とする標高

 

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