プレスリリース

当社原子力発電所における株式会社首藤バルブ製作所にて製造された弁に関する設置状況等の報告について

平成23年11月16日

 当社は、平成22年10月12日、原子力安全・保安院より、他社の原子力発電所に納入された弁に関して、材料試験成績書のねつ造が確認されたことを受けた指示文書「株式会社首藤バルブ製作所にて製造された弁の原子力施設における設置状況等について」を受領しました。

 

 当社は、本指示文書に基づき、女川原子力発電所および東通原子力発電所における株式会社首藤バルブ製作所(以下、「首藤バルブ」という。)が製造した弁の設置状況に関する調査等を実施しておりましたが、その結果について、報告書をとりまとめ、本日、原子力安全・保安院へ報告しました。

 

 本調査の結果、東通原子力発電所1号機の変圧器3台において、変圧器の絶縁油の循環系統等に、計33台の首藤バルブ製の弁が設置されていることを確認しました。

 これら33台の弁については、これまでの定期的な点検等において異常は確認されておりません。また、弁の種別ごとの代表サンプル弁について、外観試験や耐圧試験を実施し、今後の使用にあたっても問題がないことを確認しておりますが、他社の原子力発電所で材料試験成績書がねつ造された弁と同種の弁8台については、念のため、今後、他社製の同等品へ計画的に取替えを行います。

 

 なお、女川原子力発電所においては、首藤バルブ製の弁が設置されていないことを確認しております。

 報告書の概要は、別紙のとおりです。

 

以 上

 

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る