プレスリリース

女川原子力発電所1号機 台風15号によるタービン建屋への雨水の流入について

平成23年 9月22日

【発生場所】 女川原子力発電所1号機

 

【運転状態】 定期検査中

 

【概 要】

 平成23年9月21日22時00分頃、1号機タービン建屋※1地下1階に雨水が流入していることを確認し、その後タービン建屋地下2階および配管スペースにも雨水が流入していることを確認しました。

 このため、流入水の放射能分析を行い検出限界値未満であることを確認し、排水用ポンプにより排水を行っております。

 なお、本事象による発電所周辺への放射能の影響はありません。

 本事象は法令に基づく報告対象ではありません。

 

【原 因】

 調査の結果、台風15号による雨水がタービン建屋に接続されているトレンチ※2の開口部等を通じてタービン建屋に流入していることを確認しました。

 また、一部のトレンチにおいて、作業により開口部の蓋を取り外している状況でした。

 雨水流入の原因は台風15号の影響により、トレンチから流入した雨水等を排出する流入水排水用のポンプの能力を上回る大量の雨水が流入したことによるものと考えております。

 

以  上

 

 ※1 タービン建屋は、放射線管理区域

 

 ※2 トレンチとは、配管、電線管等の地下通路

 

 

(参 考)

事象発生時の女川原子力発電所(宮城県牡鹿郡女川町、石巻市)の運転状況

1号機(定格電気出力52万4千キロワット)平成23年 9月10日から定期検査中

2号機(定格電気出力82万5千キロワット)平成22年11月 6日から定期検査中

3号機(定格電気出力82万5千キロワット)平成23年 9月10日から定期検査中

 

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