プレスリリース

女川原子力発電所1号機の原子炉再循環系配管等の点検状況について

平成22年 5月12日

 当社、女川原子力発電所1号機(沸騰水型軽水炉、定格電気出力52万4千キロワット)は、平成22年2月23日から実施している第19回定期検査において、原子炉再循環系配管等の点検として、原子炉圧力容器再循環出入口ノズル配管の溶接継手部※1のうち、6箇所について超音波探傷検査※2を予定しておりました。
 これまでに6箇所すべての検査を実施した結果、本日、そのうちの1箇所の溶接継手部に、ひびの兆候を確認しました。
 今後、当該部について寸法測定等の詳細調査を実施してまいります。

以上

※1 原子炉圧力容器再循環出入口ノズル配管の溶接継手部は、10箇所あり、計画的にすべての溶接継手部の点検を実施することとなっている。今回の定期検査において超音波探傷検査を実施するのは6箇所。

※2 超音波探傷検査は、配管材料内の欠陥を検出するための検査で、欠陥の有無により超音波の跳ね返り(エコー)が違うことを利用した検査。

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