プレスリリース

社長コメント(女川原子力発電所3号機におけるプルサーマルに係る原子炉設置変更許可について)

平成22年 1月 8日

東北電力株式会社
取締役社長 高橋 宏明

 当社は、本日、女川原子力発電所3号機におけるプルサーマル計画について、経済産業大臣より原子炉設置変更許可をいただきました。
 これは、国の厳正な安全審査を経て、女川3号機の燃料の一部にMOX燃料を採用した場合でも、安全性は確保できるというご判断をいただいたものであります。

 近年、エネルギー資源の価格変動が激しさを増し、また、低炭素社会実現に向けた対応が課題となっている中、エネルギー資源に乏しいわが国にとりましては、原子力発電の推進とともに、ウラン資源の有効活用やエネルギーの安定供給などの観点から、プルサーマルの実施は大変重要であります。

 

 現在、宮城県、女川町、石巻市の関係ご当局におきまして、当社のプルサーマル計画の受け入れについてご検討いただいているところでありますが、プルサーマルの実施にあたりましては、何よりも、地域の皆さまのご理解を得ながら進めていくことが最も重要であると考えております。
 このため、当社といたしましては、原子力発電所の安全・安定運転を継続するとともに、地域の皆さまから当社のプルサーマル計画に対してご理解をいただけるよう、今後とも誠心誠意説明を尽くしてまいる所存であります。

以上

「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」印刷用PDF

←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る