プレスリリース

50万Vでのむつ幹線運用開始について〜東北北部50万V系統建設工事の一環として〜

平成21年11月 4日

 当社では、青森県下北半島に建設される原子力発電所の発生電力の輸送と当社管内全域の電力の安定供給を図ることを目的に、当社東通原子力発電所(青森県下北郡東通村)から西仙台変電所(宮城県仙台市)までの50万V系統の整備を進めております。

 このうち、東通原子力発電所と上北変電所(青森県上北郡七戸町)を結ぶ既設のむつ幹線については、平成21年9月1日より昇圧工事を行っておりましたが、本日、使用前自主検査を終え、運用開始となりました。

 今回の具体的な工事内容は、上北変電所に変圧器を増設して電圧を50万Vに昇圧のうえ、むつ幹線(建設時50万V送電用で設計し、これまで27万5千Vで運用)を上北変電所の50万V設備に接続したというものです。

【むつ幹線設備概要】

1.区間 東通原子力発電所〜上北変電所
2.全こう長(鉄塔基数) 50.5km(116基)
3.電圧 昇圧前:27万5千V
昇圧後:50万V
4.新設工事区間 上北変電所側:0.1km(引込変更)

【上北変電所設備概要】

1.主要変圧器 50万/27万5千/6万6千V 130万kVA×2台
2.接続送電線 50万V 4回線(むつ幹線、十和田幹線)
3.変電所出力 361万kVA
4.(最終)使用開始時期 平成25年9月

以上

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