プレスリリース

女川原子力発電所1号機 原子炉格納容器内における火災の発生原因および再発防止対策について

平成20年12月19日

 女川原子力発電所1号機(沸騰水型、定格電気出力52万4千kW)は、平成20年2月14日より定期検査中のところ、平成20年11月27日17時52分頃、原子炉建屋1階の原子炉格納容器内(管理区域)において火災が発生しました。
 火災の原因は、耐震裕度向上工事において、作業員がガス溶断機にてサポート斜め材の切断作業を実施している中で、その作業で発生した溶融金属が養生テープに滴下し、着火したものです。
 直ちに周りの作業員が消火器により消火しました。
 この火災による負傷者および他の設備等への延焼、発電所周辺への放射能の影響はありません。

 (平成20年11月27日お知らせ済み

 その後、火災発生の状況と原因を調査するとともに、再発防止対策を取りまとめ、11月28日に受領した原子力安全・保安院の指示に基づき、本日、国に報告するとともに、安全協定に基づき、宮城県、女川町および石巻市へ報告いたしました。
 火災の発生原因および再発防止対策の概要は別紙のとおりです。

以上

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