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女川原子力発電所1号機 原子炉建屋地下1階における火災発生について平成20年11月13日 女川原子力発電所1号機(沸騰水型、定格電気出力52万4千kW)は、平成20年2月14日より定期検査中のところ、本日13時59分頃、原子炉建屋地下1階の残留熱除去系ポンプ(A)室非常用空調機エリアにおいて火災が発生しました。 火災の原因は、耐震裕度向上工事において、非常用空調機に支持構造物(サポート)取り付け準備のため、溶接作業を実施しており、その溶接の火花が空調機内のフィルタ−に引火したものです。
直ちに周りの作業員が消火器により消火し、同日14時50分に消防署により鎮火を確認しました。 また、この火災により、溶接作業を行っていた作業員1名が手、足、顔などに火傷を負っており、救急車により女川町立病院に搬送しております。
この受傷による作業員の被ばくや放射性物質による汚染はありません。
なお、排気筒モニタ、排水モニタ、モニタリングポストに異常な変化はなく、この事象による発電所周辺への放射能の影響はありません。
以 上
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