プレスリリース

東通原子力発電所1号機の耐震安全性評価結果の報告延期について

平成20年 9月19日

 当社は、現在、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の改訂に伴い、原子力発電所の耐震安全性評価を実施しております。

 こうしたなか、平成20年9月4日に原子力安全・保安院より通知文書「新潟県中越沖地震を踏まえた原子力発電所等の耐震安全性評価に反映すべき事項について」(以下、「本通知文書」という。)を受領しました。
 本通知文書では、東京電力柏崎刈羽原子力発電所で観測された地震動の分析、設備への影響評価に基づき、地質・地震動の評価における震源の特性および地下の構造特性に不確かさを考慮することなどが求められています。

 当社としては、本通知文書で求められている内容について、耐震設計上新たに考慮すべき活断層と評価した横浜断層を含め、現在実施している耐震安全性評価に適切に反映することとしています。具体的には、地盤の振動特性を確認するための調査および地震動の評価などを実施する予定です。
 このため、平成20年9月に予定していた東通原子力発電所1号機の耐震安全性評価結果の報告を延期することとしました。

 なお、結果につきましては、まとまり次第、速やかに原子力安全・保安院に報告することとしております。

以上

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