プレスリリース

9月定例社長記者会見概要

2020年 9月24日

〇樋口社長からの説明事項

 私からは、「東北電力 エコなくらしプロジェクト」について、ご説明いたします。


〇「東北電力 エコなくらしプロジェクト」の実施について

 当社は、環境保全を経営の重要課題のひとつと位置付け、火力発電所の熱効率向上や、再生可能エネルギーの積極的な活用・開発、省エネに貢献するヒートポンプ機器の推奨、地域の清掃や植樹といった環境保全活動など、環境への取り組みを、地域の皆さまとともに着実に進めているところです。


 こうした中、昨今、地球温暖化などの環境問題が一層深刻化していることに加え、足下では、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、私たちの生活様式や働き方、価値観などが、従来と大きく変わってきています。


 こうした状況を踏まえ、当社は、CO2排出量の削減や、環境負荷の低減につながる、3つのアクションからなる「東北電力 エコなくらしプロジェクト」を10月1日より展開することといたしました。


 それぞれのアクションの内容について、具体的にご説明いたします。


 1つ目として、ご家庭向けの新たな電気料金オプションプラン「ecoでんきプレミアム」の提供を開始いたします。

 本プランは、本来の電気料金に、使用電力量1kWhあたり3.3円を上乗せしてお支払いいただくことで、お客さまにお届けする電気を、当社の水力発電所や地熱発電所で発電した電気にするものです。


 水力や地熱といった再生可能エネルギー電源は、発電時にCO2を排出しないことから、お客さまは、電気のご使用によるCO2排出量をゼロにすることができます。

 これにより、標準的なご家庭の場合、年間約1.6トンのCO2を削減することにつながります。


 本プランへご加入いただいたお客さまには、オリジナル発電所カードをプレゼントするほか、電気料金の一部を、地域の環境保全活動への支援に活用させていただきます。


 2つ目のアクションとして、紙の省資源化を一層推進するため、既にご協力いただいているお客さまもいらっしゃいますが、現在書面でお知らせしている「電気ご使用量のお知らせ」などを2021年4月から順次ペーパーレス化し、ウェブ上でのお知らせに移行いたします。


 ペーパーレス化後は、毎月のご使用量や電気料金は、「よりそうeねっと」または「専用サイト」によりご確認いただくことができます。

東北6県および新潟県のすべてのお客さまが、ペーパーレス化の取り組みにご協力いただいた場合、年間約195.9トン、CO2を削減することにつながります。


 3つ目のアクションとして、10月1日から2021年1月31日までに、省エネで環境にやさしいヒートポンプ機器などの対象機器を購入・設置いただいたお客さまの中から、抽選で3,000名さまに、「よりそうeポイント」を10,000ポイント進呈する「ヒートポンプ・電化deエコキャンペーン」を開催いたします。


 電気温水器や蓄熱式電気暖房器などの「電気ヒーター機器」から、エコキュートやエアコンなどの「ヒートポンプ機器」に切り替えた場合、給湯機器では、1台あたり年間約1.4トン、暖房機器では、1台あたり年間約5トンのCO2削減につながります。


 なお、ヒートポンプ機器の普及拡大を通じて省エネを一層推進していく観点から、一部電気料金プランに設定している深夜機器割引は、2021年3月31日をもって終了いたします。

 対象となるお客さまには、10月から11月頃を目途に、ダイレクトメールなどで個別にお知らせさせていただく予定です。


 プロジェクトのご説明は以上となりますが、明日、9月25日より、当社ホームページに本件に関する特設ウェブサイトを開設いたします。

 同サイトでは、3つのアクションの詳しい内容やお申込み方法をご紹介するほか、「ヒートポンプ・電化でエコキャンペーン」のお申し込み受付も行うこととしております。


 当社といたしましては、引き続き、環境にやさしいエネルギーサービスを通じて、地域社会、お客さまとともに、未来の子どもたちが安心して暮らせる持続可能な社会を目指してまいります。 


本日、私からは以上です。


以 上

(注)樋口の「樋」は、一点しんにょう


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