当社は、２０３１年度の営業運転開始を予定している新上松沢発電所（青森県青森市、最大出力９，４００ｋＷ）の新設工事について、本日、経済産業省に対し電気事業法に基づく工事計画の届出を行い、着工しました。

新上松沢発電所は、青森県が建設中の補助多目的ダム※である駒込ダムに、再生可能な純国産エネルギーである水力の有効活用を目的として、当社が発電参加するものです。

（２０２１年４月１日お知らせ済み）

 

　新上松沢発電所の新設に伴い、高経年化が進んでいる既設の上松沢発電所（最大出力５，４００ｋＷ、１９５７年運転開始）については、２０２５年５月に廃止し、導水路など既存設備の一部を活用して、新上松沢発電所の設備を設置します。これにより、建設コストや環境負荷の低減を図ることとしております。 

 

なお、今後、青森県によるダム掘削工事が予定されており、当社の発電設備の構築等、発電所の本格的な工事の開始時期は、２０２５年度を予定しております。

当社といたしましては、再生可能エネルギー２００万ｋＷの開発目標の早期達成に加え、カーボンニュートラルの実現に向けて、引き続き、東北６県と新潟県の豊かな水資源の活用に取り組んでまいります。

 

 

※都道府県知事が事業主体となり、ダムの建設から管理までを一貫して行う多目的ダム。当該ダムは河川法第１７条に基づく兼用工作物であり、本来の目的である「治水」に加え、他の効用（発電）を兼ねることができる。

 

以　上

• （別紙）新上松沢発電所の概要

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