最新のデジタル技術を用いて設備故障を未然に防止する設備の「異常兆候監視サービス」の提供開始
2023.02.22
当社は、最新のデジタル技術を用いて、冷凍機やコンプレッサ、モータなどの設備が持つ温度・圧力といった運転データを基に、異常兆候を早期に検知し、設備故障を未然に防ぐ「異常兆候監視サービス」を2023年4月より提供することとし、本日より、お客さまからのお申し込みを受け付けいたします。
本サービスは、お客さま設備の過去の運転データから、監視対象設備の正常な運転状態である“あるべき状態”を分析・見える化し、現在の運転状態と比較することで、データの差異を異常兆候として検知し、お客さまにお知らせするサービスです。
2020年3月から、この手法による異常兆候監視を全ての火力発電所で導入しており、運転停止や出力抑制などの大きなトラブルの減少につながっております。
主に、自家用発電設備をお持ちのお客さまや、大きな設備を保有する製造業のお客さまにお役立ていただけるサービスと考えており、設備故障の防止による「ネガティブコストの抑制」、設備の正常な状態と異常な状態を見える化・定量化することによる「監視業務の高度化」が可能となります。
(サービスのイメージ)
■異常兆候監視サービスに関するお問い合わせ先
東北電力株式会社 火力部 火力業務グループ
TEL 022−799−6131
当社といたしましては、60年以上にわたって発電所を運用してきたノウハウと、最新デジタル技術を生かした本サービスの提供を通じて、地域のお客さまが抱える課題解決をサポートするとともに、今後もデジタル技術を活用したサービス開発を進め、お客さまへの新たな価値の提供に取り組んでまいります。
以 上