プレスリリース

「コーポレートPPA事業室」の設置について〜分散型エネルギーサービスによる再生可能エネルギー導入を促進〜

2022年12月 1日

 当社は、スマート社会実現に向けた分散型エネルギーの導入促進を加速するため、本日、「コーポレートPPA事業室」を設置いたしました。


 当社は、東北電力グループ中長期ビジョン「よりそうnext」において、スマート社会実現に向けた販売施策の一つとして、地域における再エネ導入の促進や、お客さまの省エネルギー・省コスト実現の観点から、「お客さまへの分散型エネルギーや蓄電池設置等のサービスの早期事業化」を目指すこととしております。


 また、カーボンニュートラルの動きが加速する中、お客さまにおいても、自ら再エネを保有し消費する分散型エネルギーのニーズが高まっているものと認識しております。


 このようなニーズにお応えするため、これまでは、当社グループの東北エネルギーサービス株式会社(通称:「東北ESCO」)を中心に、コーポレートPPA事業※1のうち、太陽光発電によるオンサイトPPA※2を中心としたサービスを提供してまいりました。

 加えて、今後は、お客さまからのご要望が増加している太陽光発電を中心としたオフサイトPPA※3のサービス提供に向けた検討ならびに事業化を加速することとしており、グループ全体のコーポレートPPA事業を牽引するための「コーポレートPPA事業室」を設置したものです。


 当社では、引き続き、コーポレートPPAを始めとした様々なサービスの提供を通じて、お客さまの課題解決やカーボンニュートラル実現に貢献してまいります。

 以 上


※1:コーポレートPPA
  PPA(Power Purchase Agreement)は、発電事業者とお客さま(需要家)が直接長期契約を結び、新設した太陽光発電設備等で発電された再生可能エネルギーを長期・固定単価で調達・提供する方法。


※2:オンサイトPPA
  お客さまの屋根上や敷地内の空き地に設置した太陽光発電所等で発電された電力を同一敷地内で消費するPPAの一種。設備導入に関する費用の支払いは不要であり、お客さまは太陽光で発電された電気の使用量に応じたサービス料金を支払う。


【オンサイトPPAサービス提供イメージ】


※3:オフサイトPPA
  需要地とは異なる場所(オフサイト)に設置された太陽光発電設備等で発電された電力を一般送配電事業者の送配電網を介して需要地で消費するPPAの一種。
  オフサイトPPAは小売電気事業者を介して供給するパターンと自己託送によって供給する2 パターンに分類される。
  当社は、発電所の開発や需給管理、自己託送に関する各種手続きなどのサービスをお客さまのニーズに応じて提供する。


【オフサイトPPAサービス提供イメージ】



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