プレスリリース

上松沢発電所における高濃度PCB含有のおそれがある電気工作物の不適切な管理について

2022年 8月 3日

 当社上松沢発電所(青森県青森市大字駒込地内)において、7月25日、機器点検を実施した際、取水口等の設備に電気を供給するための電線路(自営線)に設置している電力用コンデンサーから、高濃度PCB含有のおそれがある絶縁油(推定5リットル)が漏えいし、土壌に浸透していることを確認いたしました。

 絶縁油の漏えい量は少量であり、土壌の汚染範囲も限定的であることから、現時点では、周辺環境への影響はないものと判断しております。

 また、絶縁油が浸透した土壌ならびに当該コンデンサーは回収の上、適切に保管しております。


 高濃度PCB含有のおそれがある電気工作物につきましては、電気事業法に基づき、2022年3月末までに使用を中止することとしておりましたが、今回の漏えい事象により、当該発電所において、高濃度PCB含有のおそれがある電気工作物の管理が不適切だったことから、省令で定める期限を超えて使用を継続していたことが判明いたしました。


 当社といたしましては、全社大で、他に高濃度PCB含有のおそれがある電気工作物が使用されていないかを確認するとともに、今回の不適切な管理に至った原因の究明、再発防止対策の検討を進めて、適切な情報提供に取り組んでまいります。


 本事象の発生により、地域の皆さま、関係機関の皆さまにご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。



※ 電路内の電圧を適正に保つための装置


以 上




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