プレスリリース

「2022年度東北電力グループ中期計画」について〜「よりそうnext」実現に向けた取り組みを加速〜

2022年 3月30日

   当社はこのたび、「2022年度東北電力グループ中期計画」(以下、「2022年度中計」)を策定いたしました。


   当社グループを取り巻く環境は、電力販売を巡る競争の激化、デジタル化・分散化・脱炭素化等の潮流加速やカーボンニュートラル実現の機運の高まりなど、大きく変化している状況にあります。


   そうした中でも、中長期ビジョン「よりそうnext」で掲げる「東北発の新たな時代のスマート社会の実現」に向けた「電力供給事業の構造改革」と「スマート社会実現事業の早期収益化」の取り組みについて、これまでの方向性は堅持しつつ、水準の強化を図るとともにスピードを加速していく必要があると考えております。


   このため、2022年度中計においても、これまでの中期計画で掲げてきた3つの力点(Change、Challenge、Create)※1を継続しつつ、さらに踏み込んだ施策を実施していくことといたしました。


<主な新規・強化施策>

① 電力供給事業において、再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)の自社開発の強化や開発エリアの拡大、トレーディングを活用した最適な燃料・電力の取引や、送配電分野での持続的な効率化・生産性向上等を進めます。
② スマート社会実現事業において、電力小売における再エネメニュー・電化の提案強化、電気に各種サービスを組み合わせたパッケージサービスの提供拡大や、VPP※2事業の加速化に取り組みます。
③ 個々の事業に係る最適な戦略を立案・実行していくため、本年4月から発電・販売カンパニーを「発電カンパニー」「再生可能エネルギーカンパニー」「販売カンパニー」に再編します。各カンパニーが機動性を持つことで、迅速な事業運営を行い、収益拡大を図ります。
④ カーボンニュートラルに向けた取り組みの一環として、当社および東北電力ネットワークで保有する社用車の電動化を推進します。

   
    東北電力グループは、事業環境の厳しさや不透明性が増す中でも、2022年度中計の下、当社グループの総合力を結集し、「よりそうnext」を実現するとともに、「カーボンニュートラル」に挑戦してまいります。


以 上



※1“Change”:力点1「電力供給事業の抜本的変革による競争力の徹底強化」

      “Challenge”:力点2「スマート社会実現事業の早期収益化への挑戦」

      “Create”:力点3「企業価値創造を支える経営基盤の進化」


※2 VPP(バーチャルパワープラント)
  地域に点在するエネルギーリソースを相互につなぎ遠隔制御することで、電力の需要と供給のバランス調整に活用する仕組み


(参考)2022年度東北電力グループ中計計画の概要

URL:https://www.tohoku-epco.co.jp/comp/keiei/vision.html





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