プレスリリース

ICキーを活用した鍵貸出管理等システムの開発について〜インフラ企業へのサービス提供に向け、秋田県南地区で実証試験を開始〜

2021年 7月15日

 NSWテクノサービス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中山 寿人、以下「NSWテクノサービス」)、通研電気工業株式会社(本社:宮城県仙台市、取締役社長:竹原 秀臣、以下「通研電気」)、東北電力株式会社(本店:宮城県仙台市、取締役社長 社長執行役員:樋口 康二郎、以下、「東北電力」)は、このたび、ICキー(電子鍵)を活用した鍵貸出管理等に関する新たなシステムを開発いたしました。


 この新システムは、東北電力において、無人の電力関係施設に作業員が入退所する際の予約・管理に活用していた通研電気工業が提供する「入退所管理システム」と、1つのICキーに複数の施設のアクセス権を遠隔で設定することができるNSWテクノサービスが提供する「ICキー管理システム」を組み合わせたものです。


 これまで、作業員は「入退所管理システム」による施設への入退所の手続きに加え、その都度、当該施設を所管する事業所まで移動し、入退所に必要な鍵を借用・返却しておりましたが、新システムの導入により、施設への入退所等に関する手続きの簡素化や、鍵の借用・返却に伴う移動時間の解消などの業務効率化につながるものと考えております。
 また、東北電力以外にも、複数の現場施設を有するインフラ企業においては、拠点となる事業所等で鍵の管理、貸出手続き等を行っているケースが多いことから、本システムを活用いただけるものと考えております。


 本システムの有効性等を確認するため、まずは、7月15日から、秋田県内の東北電力グループの施設等において、実証試験を実施いたします。
 これにより得られた知見やノウハウを踏まえ、今後、インフラ企業等へのサービス提供に向けた検証を進めてまいります。

以 上

(注)樋口の「樋」は、一点しんにょう


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