プレスリリース

青森県駒込ダムへの発電参加について

2021年 4月 1日


 当社は、青森県が青森市の堤(つつみ)川水系駒込(こまごめ)川で建設を進めている補助多目的ダム※「駒込ダム」に発電参加することといたしました。


 当社が駒込ダムの開発に発電参加することについては、2009年3月に青森県に意思表明を行い、これまで協議を進めてまいりましたが、本日、青森県と「駒込川総合開発事業駒込ダム建設工事に関する基本協定」を締結したことにより、当社の発電参加が正式に決定したものです。


 発電計画については、駒込ダムの共用取水設備より取水した最大5.00m3/sの発電用水を、新設する全長約3.4kmの水圧管路により「新上松沢(しんかみまつざわ)発電所」(発電出力9,400kW)へ導水し、発電いたします。


 今後は、関係機関、地元自治体をはじめ、地域の皆さまのご理解を得ながら、2024年3月の工事着工、2031年度の営業運転開始を目指し、発電計画を進めてまいります。


 当社は、風力発電を主軸に、再生可能エネルギー全般について、東北6県および新潟県を中心に200万kWの開発を目指すこととしており、できるだけ早期に目標を達成できるよう、東北電力グループで一丸となり、引き続き、再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでまいります。


※都道府県知事が事業主体となり、ダムの建設から管理までを一貫して行う多目的ダム。当該ダムは河川法第17条に基づく兼用工作物であり、本来の目的である「治水」に加え、他の効用(発電)を兼ねることができる。


以 上


(参考)青森県プレスリリース

  「駒込川総合開発事業駒込ダム建設工事に関する基本協定を締結しました」

    https://www.pref.aomori.lg.jp/release/2021/67527.html





「プレスリリース本文のPDFファイルはこちら」 印刷用PDF
←← 東北電力トップページ ← 元のページへ戻る