プレスリリース

東新潟火力発電所4−1号系列のガスタービン転用工事の竣工および出力変更(増出力)について〜熱効率の向上により燃料消費量およびCO2排出量の削減を実現〜

2020年11月20日

 当社は、廃止した秋田火力発電所5号機および東新潟火力発電所5号機※で使用 していたガスタービンについて、設備の有効活用を図るため、既設の東新潟火力発電所4−1号系列(新潟県北蒲原郡聖籠町)への転用工事を進めてまいりました。
2018年2月28日2018年10月1日2019年 3月18日お知らせ済み)


 昨日、同工事が完了したことから、昨日より東新潟火力発電所4−1号系列の出力を変更(82.60万kW→87.79万kW:5.19万kWの増)し、運用を開始いたしました。


 このたびのガスタービンの転用により熱効率が向上することで、転用前に比べて 燃料消費量およびCO2排出量を削減することができるとともに、性能向上に伴い、再生可能エネルギーによる出力変動に対して、より柔軟に対応する運転が可能となり、再生可能エネルギーの普及拡大にもつながるものと考えております。


 当社といたしましては、安全を最優先に、引き続き、電力の安定供給に努めてまいります。


○東新潟火力発電所4−1号系列の出力変更(増出力)の概要


出力(万kW)

燃 料

出力変更

年月

運転開始

年月

4−1号

系列

(変更前)82.60

  ↓

(変更後)87.79

LNG

2020年

11月

1999年

7月


以 上


※ 東日本大震災により、太平洋側に立地する火力発電所が甚大な被害を

  受けたことを踏まえ、早期に供給力を確保するために設置した電源

  (緊急設置電源)。

  秋田火力発電所5号機(秋田県秋田市)および東新潟火力発電所5号機

  (新潟県北蒲原郡聖籠町)ともに、2019年3月15日に廃止済み。

  (2019年 3月18日お知らせ済み)




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