プレスリリース

女川原子力発電所2号機における原子炉設置変更許可を踏まえた安全対策工事完了時期の見直しについて

2020年 4月30日

 当社は、女川原子力発電所2号機の安全対策工事について、これまで2020年度の工事完了を目指してまいりましたが、このたび2022年度の工事完了を目指していくことといたしました。

 

 これに伴い、本日、女川2号機の原子炉設置許可に係る変更の届出を原子力規制委員会へ提出しております。


 安全対策工事の完了時期については、新規制基準適合性審査への対応状況や、審査の過程で得られた知見・評価の設計への反映、工事の進捗状況など、様々な要因を総合的に勘案し、判断する必要があります。

 このため、当社では、これらの状況に変化があれば、適宜、安全対策工事の工程に与える影響について評価を行っております。

 

 こうした中、2020年2月26日に女川2号機の原子炉設置変更許可がなされたことを受け、安全対策工事の全体工程をより詳細に見通せる状況となったことから、あらためて工事の完了時期について評価いたしました。

 その結果、審査の過程で追加・変更が必要となった地下水位低下設備の信頼性向上対策や竜巻防護ネットの設置工事などが工程に与える影響を考慮し、2022年度の工事完了を目指して工事を進めていくこととしたものです。

 

 当社としては、今後とも、新規制基準への適合にとどまらず、原子力発電所のさらなる安全レベルの向上に向けた取り組みを着実に進めていくとともに、地域の皆さまからのご理解を得ながら、準備が整った段階での再稼働を目指してまいります。


以上




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