女川原子力発電所2号機における固化材変更等および所内常設直流電源設備(3系統目)の設置に係る設計及び工事計画認可申請の認可について
2025.08.28
原子力発電
当社は、原子力規制委員会へ女川原子力発電所2号機における固体廃棄物処理系固化装置の固化材変更※1等(2025年2月27日申請)および所内常設直流電源設備(3系統目)の設置※2(2025年3月28日申請)に係る「設計及び工事計画認可※3」申請を行い、2025年7月18日に同申請に関する補正書を提出しておりました。(2025年2月27日、3月28日、7月18日お知らせ済み)
同申請の内容について、これまで原子力規制委員会による審査を受けてまいりましたが、本日、設計及び工事計画認可をいただきました。
今後、発電所の運転管理体制などに係る「保安規定変更認可申請書」について、準備が整い次第、原子力規制委員会に提出することとしております。
当社といたしましては、引き続き、原子力発電所のさらなる安全レベルの向上にむけた取り組みを着実に進めてまいります。
以 上
※1 火災防護対策の観点から、原子炉建屋に設置している固体廃棄物処理系固化装置の固化材について、可燃性であるプラスチックから不燃性であるセメントに変更するもの。新規制基準適合性審査において、当該装置の固化材に、可燃性であるプラスチックを使用しないことを前提に火災防護対策の確認を受けている。
※2 全交流電源を喪失した際に、重大事故等の対応に必要な設備に直流の電気を供給するための設備。現在設置済みである2系統の直流電源設備に加え、さらなる信頼性向上を目的に、新たに原子炉建屋に設置するもの。新規制基準において、本体施設の設置等に関わる設計及び工事計画認可から5年以内(2026年12月22日まで)に設置することが求められている。
※3 発電用原子炉施設の詳細設計等が、原子炉設置変更許可の基本方針や基本設計に基づいた内容になっているかについて、審査および認可を受けるための申請。