プレスリリース

女川原子力発電所2号機における安全対策工事完了時期の精査状況について

2024年 1月10日

 当社は、女川原子力発電所2号機の安全対策工事について、2024年2月の工事完了を目指しておりますが、現在実施している「火災防護対策工事」の工期が、工事物量の増加により遅れる見通しとなりました。

 このため、現在、安全対策工事完了時期の精査を進めております。


 火災防護対策工事については、昨年8月下旬から、電線管の耐火材ラッピング工事を中心に実施しておりますが、他の安全対策工事で設置された設備や足場等により、作業エリアが狭い場所が多く、現場状況に応じた電線管のルート変更を行いながら工事を進めてまいりました。


 今般、電線管のルート変更や火災防護対策工事の完了に向けた確認作業に伴い増加した工事物量が確定し、これにより、火災防護対策工事の工期が遅れる見通しとなったことから、安全対策工事の完了時期をあらためて精査しているところです。


 現時点において、2024年2月を目指していた安全対策工事の完了時期については、数カ月程度の遅れを見込んでおりますが、精査が終了次第、速やかにお知らせいたします。


 引き続き、安全確保を最優先に、安全対策工事の完了に向けて全力で取り組んでまいります。


 また、発電機を並列して発電を開始する「再稼働時期」についても変更となることから、見直し後の安全対策工事完了時期と併せてお知らせいたします。



※火災防護対策工事

 当該工事は、発電所内で万一火災が発生した場合に、火災発生箇所と同一の区画にある設備や電線管が損傷しないよう、断熱材などの耐火材でラッピングするとともに、ラッピングによる重量の増加を踏まえ、必要に応じて耐震補強を行うもの。


以 上



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