プレスリリース

女川原子力発電所2号機における非常用ガス処理系の計画外の作動について

2021年 7月16日

 本日(7月16日)、19時16分頃、女川原子力発電所2号機の安全対策工事に伴う、原子炉建屋2階の配管工事において、放射線透過試験を実施していたところ、この試験に伴い発生した放射線を、原子炉建屋原子炉棟排気放射線モニタ※1が検知し、非常用ガス処理系※2が計画外で作動しました。


 原因については、現在調査中です。

 この事象による発電所周辺への放射能の影響はありません。


 なお、本事象は安全協定に基づく通報連絡事象です。


以 上


※1 原子炉建屋原子炉棟排気放射線モニタ
 原子炉建屋内に放射性物質の放出を伴う事故の際、放射線の上昇を検知し、非常用ガス処理系の自動起動のための信号を発信するモニタ

※2 非常用ガス処理系
 原子炉建屋内に放射性物質の放出を伴う事故の際、原子炉建屋内を負圧にするとともに、放射性物質の除去を行い、外部への放射能による影響を低減する設備




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