緊急情報

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東北地方太平洋沖地震による津波を踏まえた当社原子力発電所の安全対策について

平成23年 3月27日

  平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震の発生に伴い、女川原子力発電所1号機、2号機および3号機は、設計どおり原子炉が自動停止しました。現在、原子炉の温度は100℃未満の冷温停止状態にあり、安全に停止しております。

 また、東通原子力発電所1号機は、定期検査のため停止中であり、現在も安全に停止しております。

 このような状況のもと、当社は、東京電力福島第一、第二原子力発電所が津波で被災した状況を踏まえ、当社原子力発電所の一層の安全性向上を図るため、現時点における安全対策をとりまとめました。

 なお、今後も情報収集等に努めるとともに、更なる安全対策について検討を進め、必要に応じて新たな対策を策定し、安全性の向上を図ってまいります。

 

項目

安全対策

対応状況

1.外部電源、非常用電源が喪失した場合の電源確保

・発電所構内に電源車を常時配備(添付資料(1)参照)

配備済

2.津波による海水系施設浸水時の機能維持

・海水を汲み上げるポンプの駆動用モーターの予備品を確保(添付資料(2)参照)

手配済

3.緊急時の使用済燃料プールへの注水手段の確保

・使用済燃料プールへの消防車による注水を行うためのルート確保(添付資料(3)参照)

確認中

4.その他の対策

・配管等が建屋の壁を貫通している箇所の密封性の確認(添付資料(4)参照)

確認中

・電源車を用いた電源復旧訓練および使用済燃料プールへ消防車による注水を行うためのルートの確保等を想定した訓練の実施

計画中

・緊急時対応のための非常用ディーゼル発電機、非常用炉心冷却系等の点検

点検中

以 上

 

添付資料:安全対策のイメージ(PDFファイル/79KB)