排気筒

排気筒の役割
「排気筒」は、発電所構内にある煙突の形をした構造物です。煙突のように見えますが、原子力発電では火を使用しないため、煙を出しているわけではありません。「排気筒」からは、原子炉建屋やタービン建屋を換気した空気などを大気中に放出しています。
放出にあたっては、放射性物質を吸着する装置やフィルターを通して放射性物質を減少させたり、除去するなどして、周辺の環境に影響を与えないレベルまで低減しています。
なお、敷地内外の複数個所において、大気中の放射線や放射性物質の量を観測しています。

◆測定結果(リアルタイムデータ)はこちら

耐震補強
東日本大震災以前から、以下の耐震補強を行っています。
1)筒身の周辺に支持鉄塔を設置し、鋼材で補強。
2)支持鉄塔を、揺れを吸収する装置(制震装置)で連結。
3)基礎内部の土をコンクリートに入れ替え。