沿革

1951年 5月 東北電力株式会社設立、資本金9億円
会長に白洲次郎、社長に内ヶ崎贇五郎就任
設立総会の様子

設立総会の様子

1953年 3月 本店〜会津間に、マイクロウェーブによるわが国初の無人中継局設置 ヘリコプターの導入

ヘリコプターの導入

9月 9電力会社初のヘリコプター導入、送電線巡視や建設へ活用
1956年 4月 わが国初の長幹碍子を採用(鳥海線)
1958年 6月 当社初の大容量火力発電所、八戸火力発電所1号機(75,000kW)運転開始 八戸火力発電所

八戸火力発電所

11月 わが国初の太陽電池採用によるVHF無線中継局設置(信夫山山頂)
1959年 6月 当社初の超高圧本名変電所(265,000kVA)運用開始
12月 わが国初のチューブラタービン採用の人来田発電所(1,220kW)運転開始
1960年 3月 世界初の2導体超高圧送電線の活線作業を実施
4月 東北幹線昇圧(275kV 超高圧送電線の導入)完了、運用開始
1961年 2月 154kV送電系統一部中性点低抵抗接地併用方式の新技術採用(八戸、秋田変電所)
1964年 6月 新潟地震(電気設備被害額20億円)
12月 無停電供給対策として1回線ループ3相再閉路方式実施
1969年 8月 新潟火力発電所4号機(250,000kW)運転開始、水力・火力比率逆転(水力:48.6%、火力:51.4%) 新潟火力発電所

新潟火力発電所

1972年 7月 当社初の154kV地中送電線運用開始(錦町線:旧仙台中央線) 当社初の154kV地中送電線

当社初の154kV地中送電線

1977年 4月 東新潟火力発電所1号機(600,000kW)運転開始
1978年 5月 葛根田地熱発電所(50,000kW)運転開始
6月 宮城県沖地震(停電68万戸)
8月 当社初の100万kVA宮城変電所運用開始(1,014,000kVAに増設)
1980年 3月 当社初の光ファイバ通信を長岡(制)〜長岡(営)間に開発導入
12月 55.12雪害(停電61万戸)
1984年 6月 当社初の原子力発電所、女川原子力発電所1号機(524,000kW)運転開始 女川原子力発電所

女川原子力発電所

12月 当社初のコンバインドサイクルプラント、東新潟火力発電所3号系列半量運転開始(545,000kW)
1985年 9月 女川原子力発電所1号機の稼働率が世界一を達成(1984年度96.07%)
1988年 10月 当社燃料電池が連続運転時間世界最長記録を達成
1990年 7月 最大電力1,013万kW、初めて1,000万kWを超える
1991年 9月 台風19号被害発生(停電46万戸)
1993年 5月 能代火力発電所1号機(600,000kW)運転開始
1995年 3月 常磐幹線と新地火力線の送電線の昇圧完了(500kV 超高圧送電線の導入) 柳津西山地熱発電所

柳津西山地熱発電所

5月 国内最大の出力を誇る地熱発電所、柳津西山地熱発電所(65,000 kW)営業運転開始
7月 女川原子力発電所2号機(825,000kW)運転開始
1997年 7月 原町火力発電所1号機(100万kW)運転開始
1999年 2月 「東北電力企業行動指針」策定 東新潟火力発電所4-1号系列(ガスタービン)

東新潟火力発電所4-1号系列(ガスタービン)

7月 東新潟火力発電所4-1号系列(805,000kW)営業運転開始 (2000年4月「日本産業技術大賞」、「内閣総理大臣賞」受賞)
2000年 3月 ビジョン「変革と創造 そして飛躍 〜新たな東北電力をめざして〜」(ビジョン2010)策定
2001年 2月 当社全火力発電所・原子力発電所におけるISO14001認証取得完了
2002年 1月 女川原子力発電所3号機(825,000kW)営業運転開始
6月 第二上野尻発電所(水力、13,500kW)運転開始(2003年 この出力規模としては世界初の「立軸バルブ水車」の開発・採用により「電気化学技術奨励賞」受賞)
2003年 9月 火力発電所の蒸気タービン部品に対する高精度余寿命診断技術開発
2004年 6月 「配電業務ナビゲーションシステム」導入(国内電力会社初の「MCPCアワード」受賞)
10月 「新型高圧応急用電源車」開発・実用化(日本電気協会「澁澤賞」受賞)
10月 新潟県中越地震(停電30万戸)
2005年 3月 送電線を用いた電力線搬送通信システムのデジタル化装置実用化
5月 「プラスチック製ねかせ」開発・実用化(日本電気協会「澁澤賞」受賞)
12月 東通原子力発電所1号機(110万kW)運転開始
2006年 5月 超小型・高性能高圧瞬時電圧低下対策装置「COMPACT」開発
12月 東新潟火力発電所4-2号系列(840,000kW)運転開始
2008年 8月 わが国初の水力発電である三居沢発電所の関係機器や資料群が日本機械学会の「機械遺産」として認定 三居沢発電所

三居沢発電所

2009年 6月 「東北電力グループ経営ビジョン2020 〜地域と共に〜」策定
9月 絶縁油にナタネ油を採用した「環境調和型変圧器」をわが国で初めて実用化
11月 むつ幹線および関連変電所500kV運用開始
2010年 3月 当社全営業所の高所作業車(134台)を、「耐震機能付き高所作業車」に更新完了 耐震装置付き高所作業車

耐震装置付き高所作業車

仙台火力発電所4号機

仙台火力発電所4号機

5月 「地震被害推定システム」開発
6月 青葉幹線、宮城中央支線および関連変電所500kV運用開始
7月 「次世代落雷位置標定システム」開発
7月 仙台火力発電所4号機(446,000kW)営業運転開始(燃料ガス温度1,400℃級のガスコンバインドサイクルでは世界最高水準の熱効率58%)
(2010年12月「パワージェン・インターナショナル最優秀賞」受賞、2011年6月エジソン電気協会「エジソン賞」受賞、2011年7月「日本産業技術大賞内閣総理大臣賞」受賞)
2011年 1月 当社コーポレートスローガン「地域とともに未来をひらく」を設定
3月 東日本大震災(停電486万戸)
6月 北上幹線および十和田幹線(ともに500kV)運用開始
7月 新潟・福島豪雨で当社水力発電所29カ所が停止
12月 当社初のメガソーラー発電所、八戸太陽光発電所(1,500kW)運転開始 八戸太陽光発電所

八戸太陽光発電所

2012年 5月 仙台太陽光発電所(2,000kW)運転開始
2013年 5月 世界原子力発電事業者協会(WANO)原子力功労者賞受賞
9月 豊実発電所がリニューアルを終え、最大出力61,800kWで営業運転再開
2014年 8月 八戸火力発電所5号機(394,000kW)コンバインドサイクル方式による営業運転開始 八戸火力発電所5号機外観

八戸火力発電所5号機外観

2015年 1月 原町太陽光発電所(1,000kW)運転開始
2月 西仙台変電所大型蓄電池システム運転開始
6月 2011年7月の新潟・福島豪雨に伴う水力発電所の水害復旧が完了
10月 当社コーポレートスローガン「より、そう、ちから。」を設定
東京ガス株式会社との共同出資により、株式会社シナジアパワーを設立
12月 新仙台火力発電所3号系列3-1号(半量:49万kW)運転開始
2016年 2月 南相馬変電所大容量蓄電池システム運転開始
5月 津軽発電所(水力、8,500kW)運転開始
6月 第二薮神発電所(水力、4,500kW)運転開始
7月 新仙台火力発電所3号系列が
全量(98万kW)による運転開始
新仙台火力発電所3号系列

新仙台火力発電所3号系列

2017年 4月 岩手中部(金ヶ崎)工業団地向け天然ガス供給事業を開始
仙台火力発電所4号機が定格出力を変更(2.2万kWの増)し、46.8万kWで運用を開始
7月 新仙台火力発電所3号系列が定格出力を変更(6.6万kWの増)し、104.6万kWで運用を開始
9月 鹿瀬発電所がリニューアルを終え、最大出力54,200kWで営業運転再開
12月 南山形幹線の運用開始 上空から撮影した南山形幹線

上空から撮影した南山形幹線

2018年 4月 発電・送配電・販売業務を担う3本部を「発電・販売カンパニー」および「送配電カンパニー」に再編するカンパニー制に移行
12月 女川原子力発電所1号機を廃止
2019年 4月 東北電力グループスローガン「より、そう、ちから。」の設定
2020年 2月 「東北電力グループ中長期ビジョン」の策定
3月 能代火力発電所3号機(60万kW)営業運転開始 能代火力発電所外観(手前が3号機)

能代火力発電所外観(手前が3号機)

4月

送配電部門を「東北電力ネットワーク株式会社」として分社化

「東北電力ネットワーク株式会社」ロゴ
2021年 4月

「東北電力フロンティア株式会社」を設立

「東北電力フロンティア株式会社」ロゴ

「東北電力ソーラーeチャージ株式会社」を設立

「東北電力ソーラーeチャージ株式会社」ロゴ
2022年 12月 上越火力発電所1号機(57.2万kW)営業運転開始 上越火力発電所外観

上越火力発電所外観