■東北電力・東北電力ネットワーク■ベトナム、インドネシア技術研修生の受入研修を実施

■東北電力・東北電力ネットワーク■ベトナム、インドネシア技術研修生の受入研修を実施 イメージ

 東北電力では、東北電力ネットワークの協力のもと、ベトナム電力グループとインドネシア国営電力の技術研修生8名の受入研修を実施しました。

研修テーマは「送配電ネットワークの自動化」

 東北電力は国際協力活動の一環として、一般社団法人海外電力調査会が実施するアセアン諸国の電気事業者を対象とした研修事業に協力しています。同事業は、研修生を国内の電力各社にて受け入れる「受入研修」と、国内の電力各社から社員を専門家としてアセアン諸国に派遣する「現地セミナー」で構成され、電力各社が輪番制で担当しています。
 今年度は、東北電力ネットワークの協力のもと、9月5日から9月8日にかけて、ベトナム電力グループとインドネシア国営電力の技術研修生8名の受入研修を実施しました。

 研修は「送配電ネットワークの自動化」をテーマに、東北電力ネットワーク電力システム部(制御技術、変電、中央給電指令所)、配電部(配電系統高度化)などの社員が講師を務め、座学による講義のほか、西仙台変電所や配電文化伝承室、安全文化伝承室、中央給電指令所などを視察しました。研修生は熱心に講師の話に耳を傾け、時間が許す限り講師に質問をするなど自国の課題解決に向けた高い意識が見られました。

 最終日には、研修生が東北電力ネットワーク戸田副社長および山田副社長を表敬訪問しました。研修生からは「今回の研修で得た多くの学びを、ぜひ自国に帰って生かしていきたい」「温かい支援に感謝する。この先もぜひ良い関係性を続けていただきたい」などのコメントが伝えられ、4日間にわたる東北での研修は幕を閉じました。