長町住宅展示場「緑と風のガーデン」がリニューアルオープン 東北電力グループの取り組みを紹介します!

長町住宅展示場「緑と風のガーデン」がリニューアルオープン 東北電力グループの取り組みを紹介します! イメージ

 4月29日、長町住宅展示場「緑と風のガーデン」(仙台市太白区長町)がリニューアルオープンしました。展示場には特別協賛社として東北電力宮城支店がスマートライフ電化のPRコーナーの設置や、事業創出部門によるエネルギーマネジメントのサービス化に向けた実証、東北電力ソーラーeチャージによる「あおぞらチャージサービス」の提供など、東北電力グループが相互に連携した取り組みを展開しています。

長町住宅展示場「緑と風のガーデン」の概要

 仙台市太白区にある総合住宅展示場「緑と風のガーデン(主催者:第一広告社)」は2012年4月のオープン後、2022年8月に営業を休止し、リニューアル工事を経て今年4月29日に再びオープンしました。
 ハウスメーカー計12社がサステナブルをテーマに最新鋭のモデルハウスを展示※し、全棟がオール電化システムに太陽光発電や蓄電池等を組み合わせた「スマートハウス」を導入するなど、災害にも強く環境にも優しい住まいや緑豊かな植栽に囲まれた暮らしを体感できる展示場です。
 東北電力宮城支店ではオール電化住宅の普及・拡大を図るため、本展示場がオープンした2012年から特別協賛社として協賛しています。

 ※うち1社のモデルハウスは今夏オープン予定

 4月28日にはリニューアルオープンに先立ち、記念セレモニーと内覧会が行われ、関係者約100人が出席しました。
 記念セレモニーに出席した宮城支店 藤枝副支店長(お客さま本部長)が挨拶に立ち、「近年はカーボンニュートラルへの取り組みや電気料金をはじめとするエネルギー価格の高騰を背景に、太陽光発電での創エネや蓄電池の導入による蓄エネへの関心が高まっている。当社はオール電化システムに加えて、太陽光発電や蓄電池、エネルギー管理システム(HEMS)を組み合わせたスマートライフ電化の普及に取り組んでおり、エコな電気を便利に賢く利用いただきたいと考えている。本展示場が多くの方に喜ばれ親しまれる展示場になってほしい」と述べました。

東北電力グループが連携し、スマートライフ電化やスマートハウスをPR!

 展示場のインフォメーションセンター「いえのす」内には、宮城支店販売カンパニー(リビング営業)が新たに東北電力PRコーナーを設置。入り口付近の壁面には約100インチの大型プロジェクターを使用したプロジェクションマッピングにより、スマートハウスのコンセプトやスマートライフ電化の特徴・メリットなどを分かりやすく紹介しています。

 また、インフォメーションセンターには東北電力ソーラーeチャージ(以下、TーSeC)が0円ソーラーの「あおぞらチャージサービス」を提供し、初期費用0円で太陽光発電などを設置して、同施設にカーボンフリーな電気を供給します。インフォメーションセンターをアンテナショップに見立て、住宅とあおぞらチャージサービス(太陽光発電)、EV(電気自動車)がスマートに繋がる、少し未来の暮らしを実物展示で発信していきます。

東北電力グループが連携し、スマートライフ電化やスマートハウスをPR! イメージ3

インフォメーションセンター「いえのす」
に太陽光発電設備を設置

 東北電力 事業創出部門(クリーンエネルギーサービスユニット)では、EVを活用したエネルギーマネジメントのサービス化に向けた実証を行うこととしています。
 具体的には、V2H(Vehicle to Home、VtoH)の充放電設備(ニチコン※1製)を設置し、インフォメーションセンターの太陽光発電システム(あおぞらチャージサービス)で発電した電気で電気自動車(以下、EV)を充電したり、EVから同センターに電力供給(放電)を行い、天候状況やEVの電池残量を勘案した最適制御手法を確立することを目的としています。
 また、展示場が商業施設(ザ・モール仙台長町)に隣接している地の利を生かし、一般来場者向けにEV充電サービスのテストマーケティングも実施することとしています。今年6月に最新のEV充電設備(プラゴ社※2製)を新たに設置。実際にEV充電サービスを提供することで、利用者のニーズ、使用形態などの調査・分析を行い、本サービス化に備えるものです。

※1 EV充電設備を製造・販売する大手メーカー
※2 EV充電サービスを提供するスタートアップ企業。景観に配慮したデザイン性の高い充電器や、アプリで空き状況の確認・予約・利用・決済までがトータルで行えるサービスが特長。プラゴのEV充電サービスの提供は東北エリア初

停電時に太陽光パネルとEVだけで建物に電気を供給するデモンストレーションを実施

 記念セレモニー後に行われた内覧会では、TーSeCが事業創出部門、宮城三菱自動車販売と連携し、停電時に太陽光パネルとEVだけでインフォメーションセンター内に電気を供給するデモンストレーションを行いました。軽タイプのEV(三菱自動車)を事業創出部門が設置したV2H充放電設備に接続し、EVから建物に電気を供給することで停電時にも十分な電気が使えることを紹介しました。

 TーSeC 田邉副部長は「長町住宅展示場にご来場いただくお客さまには、高性能な住宅と太陽光発電、EVとがつながり、普段は電気を自産自消、停電でも電気が途絶えないスマートライフをぜひ体感いただきたい。TーSeC、東北電力、ハウスメーカー、ディーラーがスクラムを組み、その実現をしっかりサポートしていきたい」と力強く話しました。

モデルハウスを見学しました!

 北洲ハウジングと積水ハウスのモデルハウスを見学しましたので、紹介します。
 新築や建て替えを検討している方はぜひ本展示場にお立ち寄りいただき、スマートハウスをご自身の目で実際に見て体感してみませんか。
長町住宅展示場HP

■北洲ハウジング

■積水ハウス