岩手三陸営業所・釜石電力センター 新社屋での業務開始〜東日本大震災で被災。11年を経て新社屋へ〜

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 東日本大震災の津波により被災した旧釜石営業所。組織も変わり、岩手三陸営業所、釜石電力センターそれぞれの新社屋が完成し、3月1日より業務を開始しました。

新社屋のデザインは「釜石」ならでは。地域共生の精神を反映

 両事業所の建物はそれぞれ特色があります。地域共生をコンセプトに、岩手三陸営業所は「ラグビーボール」の茶色、釜石電力センターは「鉄」の黒色を取り入れた外観をしており、釜石のイメージをデザインに反映しています。

新社屋のデザインは「釜石」ならでは。地域共生の精神を反映 イメージ1

岩手三陸営業所(「ラグビーボール」を連想する茶色)

新社屋のデザインは「釜石」ならでは。地域共生の精神を反映 イメージ2

釜石電力センター (鉄の黒色がアクセント。外壁の目地には、三陸鉄道の車体や釜石シーウェイブスのユニフォームカラーである「赤」のラインがワンポイント)

ちなみに、各玄関などの窓ガラスには、白いラグビーボールの絵柄が(よくご覧ください)

「『より、そう、ちから。』を」「地域のシンボルに」〜両所長の想い〜

 熊谷啓一岩手三陸営業所長は「震災時に被災した事業所の中で最後の移転新築となった。ようやく業務開始を迎え、非常に感慨深い。お客さまへの思いを巡らせて対応していく、『より、そう、ちから。』を体現していこう」と、業務開始時に所員に呼びかけました。

 また、田中誠釜石電力センター所長は「地域のシンボル的な事業所になるよう、地域住民の皆さまのニーズを聞いて業務を展開していきたい」と、報道公開した竣工式で話しました。

東日本大震災から11年。地域の発展・復興へ

 旧釜石営業所は、現在とは別の場所に立地しており、東日本大震災による津波で全壊。2011年11月からこれまで、プレハブの仮社屋で業務を行ってきました。

東日本大震災からの11年。地域の発展・復興へ イメージ1

プレハブ時の事業所

 地域の復興は道半ば。新社屋で気持ちも新たに、東北電力グループとして、地域の復興・発展に向けて取り組んでいきます。

両事業所が使用するフリーワークスペース