〜東北大学との連携〜第10回電力エネルギー未来技術シンポジウム開催!

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 東北電力が東北大学に設置している「電力エネルギー未来技術共同研究部門」が、脱炭素技術の鍵となる水素・アンモニアをテーマとしたシンポジウムを開催しました。

電力エネルギー未来技術共同研究部門とは?

 産学間の連携強化学生へのエネルギー教育リクルート活動等を目的に当社(火力部を中心に、原子力部、研究開発センターと連携)が東北大学工学研究科機械系に開設したものです。電力エネルギーに係る研究を実施するとともに、工学部学生に向けての講義および当社発電所の見学を通じた当社事業への理解促進、シンポジウムによる電力エネルギー未来技術の発信など、幅広く活動しています。
 共同研究部門の2015年開設(前身の寄付講座は2004年開設)以降、電力・エネルギー分野における教育活動・人材育成に努めてきており、当部門を通じて当社に入社した卒業生が多数活躍しています!

第10回電力エネルギー未来技術シンポジウム開催(12/13)

 本シンポジウムは、当社、東北大学、メーカーを交えた技術者同士の交流、情報交換による研究の活性化を目的に毎年開催しているものです。10回目となる今回は、カーボンニュートラルの鍵となる「水素とアンモニア利用」をテーマとし、東北大学現地とオンラインを併用する「ハイブリッド」開催により、当社関係者や学生など多数が参加しました。当社講演「カーボンニュートラルに向けた東北電力の取り組み」の他、大学、メーカーより、計5件の最新技術に関する講演が行われ、学生などとの活発な質疑・意見交換が行われました。参加した学生からは「国が脱炭素に向け大きな目標を打ち立てる中、実際に東北電力がどのようにして目標を達成しようとしているのかが理解でき、とても有意義だった」等の感想が寄せられました。
 東北大学は、アンモニア燃焼技術の権威である小林教授をはじめ、数々の先進的な研究を行っていることから「火力電源の脱炭素化」に向けて、更に連携を深めて取り組んでいきます。

山形県で初めて「ゲソ天そば」を提供した 丸五そば屋さん イメージ1

山野辺火力部長(閉会挨拶)