女川原子力発電所2号機制御建屋内への硫化水素の流出に係る原因と再発防止対策について

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 当社は、女川原子力発電所2号機制御建屋内への硫化水素の流出により、体調不良者が発生した事象について、原因および再発防止対策を取りまとめました。

事象の概要

 2021年7月12日、1号機廃棄物処理建屋内にある、管理区域内で使用した被服の洗濯廃液等を貯留するタンク※で発生した硫化水素が、接続されている配管などを通って2号機制御建屋に流れ込み、協力企業従業員7名の体調不良者が発生しました。なお、体調不良を訴えた7名は7月19日までに全員が仕事に復帰しております。
 ※ 1・2号機の共用設備で、2号機制御建屋と配管で繋がっています。

事象発生の概要と今後の対策について、動画にてご説明いたします

 地域の皆さま、関係の皆さまにご心配をおかけしたことをお詫び申し上げます。 
 当社といたしましては、今回策定した再発防止対策を確実に実施することで、同様の事象を発生させないことはもとより、作業に伴う様々なリスクへの感度を高める意識付けを行うことで、より一層の安全確保に万全を期してまいります。