新型コロナの影響で2年連続の中止となった青森ねぶた祭。出陣予定だった東北電力ねぶた愛好会の大型ねぶたの一部が、期間限定で地域の皆さまに披露されました。
披露されたのは、幅約5.1m、奥行きと高さ約2.5mの「送り」(大型ねぶたの後ろ側)。
当初、ねぶた祭りの代替イベントへの参加を目指して、大型ねぶたを制作していましたが、イベントが前倒しとなり完成が間に合わない事態に。制作が進んでいた「送り」だけでも、祭りを楽しみにしている地域の皆さまに見てもらいたいとの想いから、展示することになりました。
このねぶたは、東北電力グループ創立70周年を記念(70年にわたる地域の皆さまへの感謝)するとともに、新型コロナウイルス感染症の早期終息を祈念(ねぶたは無病息災などの除災を起源とする説もあり)しています。
9/13〜10/5にかけて「東北電力青森支店・東北電力ネットワーク青森支社前」、「青森空港到着ロビー」「東奥日報新町ビル」に展示されました。
ねぶたを見た方からは「迫力があって凄い!」や「とても綺麗!」といった感想が聞かれました。
来年は、祭りの熱気の中で「北方の守護神 毘沙門天」と大型ねぶたが、多くの皆さまの前を駆け巡り、元気と笑顔を届けられることを期待しましょう!