新規事業創出に向け、 オープンイノベーションプログラムを開催!

東北電力ソーラーeチャージ × HOKUSHU イメージ

 7月16日・17日に、スタートアップ企業6社と東北電力グループ社員がチームを作り、事業アイデアをブラッシュアップするイベントを開催しました。オンラインで熱い議論が交わされた2日間についてご紹介します。

「TOHOKU EPCO BUSINESS BUILD 」とは

 東北電力グループは、創立70周年を機に、スマート社会の実現に向けたオープンイノベーションプログラム「TOHOKU EPCO BUSINESS BUILD」を始動しました。地域が抱える社会課題に関連する3つのテーマについて、社外から幅広く事業アイデアを募集し、パートナーとの連携・共創を通じて、新規ビジネスや新サービスの創出を図ることを目指しています。
 2021年5月に事業アイデアの募集を開始。6月までの募集期間中に約100件の応募がありました。
 7月16・17日に、書類選考を通過した6社と事業アイデアのブラッシュアップイベント「BUSINESS BUILD DAYS」を開催しました。

【3つのテーマ】
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2日間にわたるブラッシュアップで応募企業と共創

 「BUSINESS BUILD DAYS」では、6社の事業アイデアごとに、応募企業と東北電力グループの社員がチームを組んでディスカッションを重ね、事業アイデアをブラッシュアップ。同じチームのメンバーとして率直な意見を出し合うことで、真の共創を目指しました。
 事業アイデアの実現可能性をさらに高めるため、事業開発に知見を有する外部の専門家がメンターとして参加し、各チームをサポートしました。
 イベントは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、バーチャルオフィスプラットフォームを活用した完全オンラインでの開催となりましたが、「雰囲気が共有しづらい」・「多人数でのスムーズなやりとりが難しい」といったオンラインのデメリットは全く感じさせず、熱く活発な議論が行われました。

応募企業と東北電力グループ社員がチームを組みディスカッション。白熱した議論でアイデアの内容が深まりました

3社が次のステップへ!スマート社会の実現に向け、取り組みをさらに加速

 最後に、6つの事業アイデアについてプレゼンが行われました。審査を通過した3社が次のステップに進み、インキュベーション期間として事業アイデアをさらにブラッシュアップしたうえで、 2021年12月の最終審査に臨みます。
 この最終審査を通過した企業と、いよいよ事業化(サービス化)を進めます。
 今回のアイデアブラッシュアップイベント「BUSINESS BUILD DAYS」を振り返り、岡信慎一東北電力(株)取締役副社長・東北電力フロンティア(株)取締役社長は、「イノベーションを目指す、熱い姿勢を皆さまから教えていただいた」と応募企業に感謝の念を表し、「今後もオープンイノベーションの推進による価値創出に取組んでいきたい」と意気込みを示しました。

 応募企業とチームを組んだ東北電力グループ社員からは以下の感想が聞かれました。

・「2日間でビジネスモデルを作り上げることは初めての経験だったが、思ったよりも遠慮なく意見を言い合うことができ、有意義な2日間だった」
・「新規事業立ち上げの専門家のアドバイスもいただけたことが、これから事業創出を進めるうえでの自信につながった」
・「スタートアップ企業のスピード感・フットワークの素晴らしさを実感した。今後、共創を進めていく上で、我々もより一層マインドチェンジして取り組んでいきたい」

今回の社外との共創は、当社グループにとっても様々な気づきが得られ、今後の事業創出につながる着実な一歩となりました。

 東北電力グループでは、今後も、東北発のスマート社会の実現に向けて、取り組みをさらに加速させてまいります。引き続き「TOHOKU EPCO BUSINESS BUILD」にもどうぞご注目ください!

 なお、東北電力フロンティア(株)では、現在、でんきとNetflixを組み合わせた日本で初めてのバンドルサービス「シンプルでんき with Netflix」の先行エントリーの受付を行っています。今回のプログラムを通じた成果も早期に事業化して、皆さまにサービスをお届けしていきます!