「お客さまの快適・安全・安心の実現」に向けて、東北電力フロンティア設立

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 スマート社会実現事業の中核的な役割を担う新会社「東北電力フロンティア」が4月1日に設立されました。新たな領域にチャレンジし、先進的なサービスをお届けして、お客さまの快適・安全・安心を実現していきます。

1.定額制を基本としたパッケージサービスを提供します

 今回設立された「東北電力フロンティア」は、次世代のデジタル技術やイノベーションの活用などにより、電気を含むエネルギーマネジメント(例えば「最適な機器制御による省エネ・創エネ・蓄エネ」など)をベースとしながら、お客さまの、快適・安全・安心な暮らしにつながる各種サービスを取りそろえ、電気とパッケージ化して、定額制を基本に提供していきます。

 一例として、今回新たに設立する「東北電力ソーラーeチャージ株式会社」が提供する太陽光発電設備と蓄電池の設置サービス(分散型電源)と、それだけでは賄いきれない電力(系統電気)をパッケージにして提供する予定です。

 

2.2030年断面では、数百万件のお客さまの加入を目指します

 東北電力フロンティアは、東北電力がこれまで培ってきた信頼や顧客基盤をベースとしつつ、デジタルマーケティングを通じて、顧客ニーズの把握・分析から、新たなサービス開発につなげる業務プロセスの確立、スタートアップ企業の柔軟な発想の取り込みなどを幅広く推進し、早期にお客さまからお選びいただけるサービスを提供していくこととしています。

 東北電力本体ではなく、新会社として設立されたのも、事業・サービスを戦略的かつ機動的に立ち上げるとともに、多様なサービスをさまざまなパートナーと連携し、迅速かつ柔軟に意思決定しながら、提供していくためです。

 今年度下期に予定している事業開始時点では、東北6県と新潟県をサービスエリアとしますが、ここで培ったノウハウを将来的にはエリアを限定することなく展開していくことで、2030年時点で数百万件の顧客獲得を目指しています。

 

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事業概要などをプレゼンする岡信副社長(フロンティア社長)

3.スターティングメンバー 42人の開拓者たち

 東北電力フロンティアは、東北電力社内の関連する部門や、専門的な知識を持った中途採用者により、社長以下42人(非常勤役員および兼務者含む)で発足しました。当社は、パーパス・ドリブン・カンパニー(会社の存在意義に基づく事業展開を志す会社)に徹することとし、3つのパーパス(➀新たな顧客体験の実現➁新しいビジネスモデルの構築➂スマート社会実現事業全体の牽引)の実現を目指していきます。この実現に向け、組織のフラット化や権限移譲を大胆に進めるとともに、役員を含め「“さん”付奨励」「完全フリーアドレス」「オフィスカジュアル推奨」などの基本ルールの下、ワクワク感のある高いモチベーションを持って取り組んでいきます。
 まずは、今年度下期の事業開始に向けて、顧客管理やデジタルマーケティングなどを実施するためのシステム構築やサービス開発を進めていくこととしています。

 

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東北電力フロンティアと東北電力ソーラーeチャージの皆さん